◆「一回死んだ」私の疑似的死の話

先日Facebookに、私が書いたこと。

「20代前半に、悩みに悩んで、一回死んだことがあったな…」

これを見て、人事制度構築に精通している先生がメッセージをくださって
「疑似的死をすることで人は成長する」とおっしゃいました。
「その体験、また聞かせてください!」と言ってくださったんですが

そのメッセージを見て
「そういう体験って私以外でも本当にあるんや!」と思って面白いなと思いブログにしてます。
しかも、人事の世界で言われているとは。。

 

「疑似的死を体験することで人は成長する」
これは、私自身、とてもよくわかることになっています(笑)
ヘンな体験なのかもしれないけど。。

 

まぁ、これまで人に話したことは何度かありましたが
誰も信じてくれないし、優しい人で「へ~、すごいね。」で終わりです!(笑)

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えーと、どんな体験かというと…

 

働き出して、1年目の終わりくらいか2年目だったか忘れましたが
とにかく私は仕事ができなかったんです。

ほんとに仕事ができない私に
毎日毎日上司はダメ出しばかりで
私は謝ってばかりで…

 

わからないから、質問したら
「自分で調べろ!」
と言われてしまうので

Google先生にしがみつく毎日でした。

 

ある日、朝イチから困りごとにぶつかって
分からなすぎるんだけど、上司に聞くのが恐ろしすぎるので
必死にGoogle検索しまくってて
気が付けば、夕方になっていたことがありました(笑)

「できたか?」とモニターを覗かれた瞬間…

 

「…!お前、なめてんのか!!」
みたいなことを言われたような気がします(笑)

 

『だって調べろっていうから…』
『だって質問したら怒るやんか…』
とか心の中で思っていたんですが

「限度」ってものがありますよね(*´Д`)
一日中検索だけで時間を費やすなんて…(笑)

当時は、分からなかったんです。
それよりなにより、上司が怖かったし、できない自分がダメすぎて
何とか自分でやりたいという気持ちが強かったんです。

 

上司たちは口が悪くて
「死ね」だの「アホか」だの「どっかいけ」だの「うるせー」だの
色々と言われてました。
初めはショックでしたが、言われ続けていたら
それがあいさつ程度の普通の言葉だと思っていたくらいです。

 

私がやることやること、ダメで
上司のように、先輩のようにうまくできなくて
年の近い人がいたら、何かしら比べられてバカにされる。
誰かに頼らないと解決できなくて
「アホか」とか罵声を浴びせられながらの毎日…

 

私は
「こんなに役立たずな私、この場に居たらダメなのでは」
「みんなの邪魔になってるだけじゃないのか」
「居ない方が仕事がはかどるんじゃないか」
そんなことを、ずっとずっと考えていたんです。

 

朝、出社するのも苦しくて、自分がキライで
なんでこんなに何もできないんだろうと自分を責めて…

(退職しようとしなかった理由は別にきっかけがありますが)

 

笑顔を作ることも、雑談をすることも、その場にいることも苦しい。
そんなときがありました。

「だれか、私が苦しい事に気づいてくれたらいいのに」
とかも思っていました。

 

人と話すにも、無理やり力を振り絞らないとできないような
暗い顔を見せたらダメだと、無理やり明るくするけど
一人になったら苦しくなって、涙が出てくるとか
とにかく、おかしくなってて、シンドイ日々でした。

 

ある日。

 

「私、鬱ちゃうかな」と思って
ネットで「鬱診断」をすると
「鬱です!すぐ病院に行きましょう!!」と出まして

「(゜_゜>)」

ってなりましたが

「たぶん、自分がおかしいって気が付けて、ネットで診断までできたなんて
私は、きっと正常」
そう思い直しました。

 

それでも、逃げずにやり続けてたら
ある日

「無」

になったんです(笑)

感覚がない、何もかも遠い世界に見える、私はここに在るけど居ない
そんな感じです。

そしたら、
その時、ものすごく客観的に周りを感じれることができました。

 

口の悪い、怖い上司たちが居る会社の中で
その上司たち、職場を客観的に見て…

「この人たちに迷惑をたくさんかけてるけど
ちょっとでも喜んでもらえることってなんだろうか」
「ちょっとでも私ができることってなんだろうか」

そう考えることができて

 

「パシリならできる!」
「掃除ならばできる!」
「明るくすることならできる!」
「飲み会を開くことならできる!」

そう思ったんです。

さらに
「社長の事務作業なら手伝える!」

そう思いました。

 

そこから私は、上司たちのデスク廻りを掃除してあげるようになりました。
そして、明るく話しかけるようにしました。
それでも「アホは黙っとけ」くらいの対応をされましたが
そこでめげないで話しかける明るさを貫きました。
そして、「何か買ってきましょうか」と進んでパシリになりました。
そして、自分の業務が終わった後に、社長の雑用をやりました。
電車で帰れないので、原チャで通うようになりました。
土日だって、社内の人たちが少しでも居心地よくなるならばと
私は自ら手伝いにいきました。

 

そのうち、みんなが、私に感謝するようになりました。
頼ってくるようになりました。
「ありがとう」っていうようになりました。

 

私が居ないと職場が暗い。
私が居ないと飲み会が無くてコミュニケーションが薄くなる。

そんな風に思われるようになりました。

 

役員の方に「金森の頑張りには脱帽します。」と言われたときには
恐縮ながらも、とてもうれしかったです。

その時、私は生き返った…ように思いました。

 

ついでに、いつか独立したいと考えていた私は
社長の雑用をさせていただいたおかげで
結果的に、ものすごく勉強になっていました!

 

仕事は、誰かの役に立つためのもの。

 

お客様のために、私の力が出せないならば
お客様のために力を出せてる、上司の役に立つ。
上司が最高のパフォーマンスができるように全力で支える。

それが私の仕事であり、喜びでした。

 

そういう自分で居れば、周りは私を信頼してくれて自然に仕事が来ました。
まかせても大丈夫だろう。そんなことを思ってもらえたように思います。

 

疑似的死を体験した時には
「自分の考え」「自分のプライド」「自分のやり方」
そんなものを、徹底的に否定され続け、自らも攻め続けたので
「無」になって

そこからは「吸収する」しかありませんでした。
プライドも何もない、すべてが新鮮な世界でした。

 

私はそこから、仕事へたいする考え方や、目的の見つけ方
人の感情の動き方なんかがわかるようになりました。

私の「一回死んだ」体験というのは、そんな体験です。

 

苦しいときに逃げるのはカンタン。
続けて、立ち向かうことで、絶対に変われる!

これは、そんな体験をもって考えてることで
その考えのもと経営も続けています。

 

こんな苦しくて、変わった体験を振り返る機会があるとは(笑)
これからも頑張ります!

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br 金森清美(KiyomiKanamori)

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