- 男前経営論―ピーチ・ジョンの成功哲学/野口 美佳
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野口社長は、社員が
「こういう商品を開発したい」
と言ってきた時、こういう答えを即答するらしい。
「うん、いいね。好きにしていいよ。」
又は
「それじゃあダメ。売れない。無理だね。」
又は
「じゃあやってみれば。任せるよ。」
こう言われた社員は物足りなそうな顔をして
自分の席に戻っていく…。
野口社長が「やってみれば」と言った時は
その商品開発に纏わること全部を社員に任せてしまうそう。
野口社長は、商品に関する知識やキャリアやデータを
誰よりも持っていて知っているので
プランを聞けば、売れるかどうかという予測ができて
それはほぼ当たるそう。
その「感覚」っていうのは、ほんとにしっかりと向き合ってきて
体験して受け止めてきた人だけがわかっていることで
伝えようのない部分が大きいように思う。
社員が言うことや提案する内容って言うのは
社長としては二言聞けば内容が分かるくらいの
そんな内容であることも多いんだろうなと
それでも聞いて、やらせてみて、失敗させてみる。
そんな教育をするらしい。
「失敗経験費」という費用の枠を取っているんだって。
物販だからっていうのもあるんだろうけど
なんかほんと、男前な社長だなーという感覚で楽しく読めた本でした。
Webサイトの構築でもそう。
トライ&エラーで、出来上がる。
考えているだけで行動しなければ何の進歩もない。
そのエラー(失敗)を次にどういかすかっていうのが
成長に導けるかどうかの分かれ道。
私もできるだけ視野を広げて
考えられる幅を持っていたいなと思います。