今日は雨ですね。
梅雨入りももうすぐみたいですが、雨って好きですか?
私は、大人になってからは、雨に感謝はするものの
あまり好きではなくなりました。
それは、荷物多いのに傘さすのめんどくさーとか
サンダル履いてるときに雨だったら冷えるし気持ち悪いしとか
服も汚れるし、髪も崩れるし…とか。。
でも子供のころは、雨が好きでした。
雨が降ってる日の空気感や、空の薄暗さ
雨の音や、雨の日にしか感じられない匂いとか
そういうものが少し切なく感じられて
その雰囲気や時間に浸るのが好きだったんです。
昨日は、お世話になってるD様の講演があったので
早朝のモーニングセミナーに参加し一日がとても長く感じた日でした。
そして、海を見にする機会がありました。
早起きすると、心に余裕ができるのか
その景色を見たときに、久しぶりに子供のころのそんな気持ちが心に通り過ぎ
見たことない景色をもっと見たいなーと思いました。
ワールドカップがらみで、南アフリカの様子を見ると特に思いましたが
この世界中には、想像もできないような風景がたくさんあるんだと考えると
今こうして元気に過ごせる時期に、もっといろいろなものを見て
もっといろいろなことを感じたいなとほんと思います。
しかし、時間がないとか、やることがいっぱいあるからとか
そんなことを言いながら結局行動に移すことができないんでしょうけど
今からの10年後、どんな人間になってたいか?
そう考えると、私自身今のままではいけないと心の底から思います。
私はどちらかというと、子供のころから感性が豊かで
雨を見てそう感じるように
自分を取り囲むすべてのことに敏感で
ちょっとしたことで考えたり、落ち込んだり、喜んだり、悩んだり、悲しんだり
でも、人に迷惑をかけることや心配されることが本当に嫌だったので
悲しんだり、落ち込んだりしても、自分の中だけでどうにかしていたんです。
そして憧れる人は決まってこういう人です。
明るくて楽観的で前向きで行動的で元気で自分自身をしっかり持っている人。
そういう人間になりたいと思ったとき
その「感性」が邪魔で仕方ありませんでした。
いつも元気にいつも明るくいつも前向きにいようと思うと
雨の音に浸ってる場合じゃなかったんです。
景色を見て切なくなってる場合じゃなかったんです。
でも、デザインをするようになってその「感性」の大切さが
身にしみてわかるようになりました。
それに、人と人の関係についてもその「感性」はものすごく大切です。
思いやりを持つことや
小学生でもならう「相手の立場になって考える」ということ。
そういうのは感性とは関係ないという人もいると思いますが
不器用な私は、自分の時間を持って、その「感じ」に心の底から浸らないと
理解することや感じることができない性格なんです。
それが最近になってわかりました。遅いですねー。
そこにはいろいろなことを想像する力がないといけないと感じるんです。
そして想像することというのは
感性を働かせなければできないと感じてるんです。
でも、ずっと自分の「感性」から逃げて生きてきた私は
今になって、そういう自分と向き合うことや
人の心にグッと入り込むことや、本質的に「相手の立場になること」
それがとても難しくて、欠陥人間だと思ってしまうほどです。
それでも、そばに居てくれる人がいて
こうしてこの環境に存在できることを、本当にありがたく感じます。
感性があることが辛いと思っていた自分にサヨナラして
もっとすべてに向き合って素直に感じられるようになりたいと
心から思っています。
そしてこんな私の周りに居てくれる人たちに
もっと思いやりを持って接していきたいと思っています。
そのためには、もっと心に余裕を持たないといけないと思うので
生活リズムから見直そうかと思ったりしています。
日曜日の今日は、こんな独り言日記です。
あれ、最後まで読んでくれたんですね、ありがとうございます!