◆自分に足らないところ

社長をしていると、上司がいるわけではないのでだれも叱ってくれません。

自分の足らないところや、ダメな部分というのは
「人」のリアルな反応でしか返ってきません。

しかし、「人」の反応で気付くというのは良くない出来事です。

例えば
お客様からクレームが来た時に始めて気が付くとか
提案が通らなかったときに気付くとか
社員が辞めてしまったときに気付くとか
コミュニケーションがうまく取れなくなったときに気付くとか

どちらにしろ、会社にとって良くない結果を導くわけです。

だからこそ、自分のダメなところ足らないところに気が付いたときには
相当凹みます。

自分に対しての気持ちだけではなく
自分の足らなさを気付かせてくれた方に対しての気持ちや
社員に対しての「こんな自分で申し訳ない」という気持ちや
もっと良くならなければという焦る気持ちや
どうすればよかったんだろうという反省の気持ちなど

自己嫌悪や反省や後悔…そんなことが体の中を駆け巡り
時が止まってしまうような感覚に陥ってしまいます。

しかし、現場で実際に指揮を取ってる間は
止まってる暇はなく動き続けなければ
自分だけではなく会社が止まってしまいます。

その時の感覚は、
体にも心にも絶対良くない感覚をひしひしと感じながら
その「無理」も押し殺して頑張るわけですが

100%完璧な自分には、なれるわけがないので
ダメな自分も足らない自分も、普段からフォローできるようにしておかなければ
いけないと思います。

しかし、上司が居たらフォローしてくれるんですが
上司がいない身としては、フォローも自分でせざるを得ないことが多々。

その為には、普段から、自分を客観的に分析することや
周りの人の些細な言葉を聞き逃さず、きちんと受け止めるとか
見聞を増やして、自分に置き換えて考えてみるとか
様々な人の考え方や生き方を参考にしてみるとか

自分自身を成長させることを
自分自身で発見し見つめ続けなければいけません。

しかし、よく聞く言葉に「ピンチはチャンス!」という言葉があります。

本当にそうですよね。
そういう「ダメ」なことを発見できなければ、一生気付かずそのままなんです。

発見させてもらえたことに感謝し、受け止め、反省し
その気持ちは、ダメな部分を成長させることで
今後誰かに返ししたい、そんな気持ちになるんです。

「暖かさ」と「思いやり」と「熱意」
人として働く人間として、これがものすごく大事だとつくづく思います。

松下幸之助に「どうやって成功させたんですか。」と聞くと
こう答えたそうです。

「成功するまで続けたからです。」


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