最近、頻繁に耳にします。
「顧客満足は社員満足から生まれる」
この本を読みました!
EC studio 代表 山本敏行氏の、2冊目出版の本。
- 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方/山本 敏行
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
■EC studio 社長ブログ
http://blog.ecstudio.jp/
すごいなと思う人は、確実に努力しているし
立派だなと思う会社は、本気で時代や社員やサービスに向き合い
変わろう・変えようと切磋琢磨しているんですよね。
この本は、ほんとに自社にも取り入れやすい考え方や
工夫が沢山書かれていて、1470円でこれだけ知れるとは
かなり有難い本でした。
ITをいかに業務に取り入れ、快適に仕事をするかも
詳しく色々書かれていて、とってもタメになります。
IT企業以外でも、参考になる内容盛りだくさんだと思います。
私自身、社員がいないころには「顧客満足」がモットーでした。
それ以外考える必要もないし、考えもしませんでした。
社員が入社すると、私と同じレベルでの「顧客満足」を追求してくれないことが
私のストレスになりました。
「なんでお客さまよりも、自分を大事にするのか?」
「なんでお客さまのために、もっと考えないのか?」
「なんでお客さまを喜ばせるために、徹底的にやらないのか!」
などを考えて考えて考えて
「私はこうしてきたのに、なんでわかってくれないのか!」
と、ストレスを抱えてしまうんです。
そしてそのストレスをそのまま社員に伝えると
「なんで、そんな仕事しかできないの?」
「仕事ってあなたにとってはそんなもんなの?」
「そんなんでお客さまが満足できると思うん!?」
などです。
すると、社員は
「あー、頑張ってるのに、なんかしんどい」
「頑張りが認められない、居心地が悪い」
その挙句には
「仕事が面白くない。」
「転職したい。」
となってしまいます。
これは、どう考えても悪循環ですよね。
しかも、人生をかけて会社を愛し考えている社長自らが潰しています。
私は、まだ、社員を「幸せ」にさせてあげられるほどの何かを
形にできるほどの成長は遂げていないので
そこの目標に向かっては頑張り続けますが
上司だからどうとか経営者だからどうとか
そういうのって、実務上では関係ないなと感じています。
ただ、役割が違うだけで、みんな同じなんだなと思っています。
私の役割は「経営」をすることであって
ある人の役割は「デザイン」することであって
ある人の役割は「営業」することです。
同じく肩を並べて働く仲間同士、心地よく働ける環境
楽しく仕事ができる環境
そして、将来に繋がるよう自分にとって学びがある時間
それを作りだしていきたいと、思っています。
それを実現するためにも、この山本社長の本はとっても参考になりました。
あらゆる社長・管理職の方々にオススメです☆