◆やってみるということ

梅雨の合間の、ほのぼのしたお天気ですね。
皆さんお元気でしょうか。
私は最近、生活が少しずつ変わってきて、新鮮な気持ちで毎日を過ごしています!
生活が変わると、考え方や見えるものがまた違う角度から見えて
新しい発見が沢山あります。
初めて感じる気持ちも沢山あります。
それはすごくいいことだと感じています。
そんな中だからこそ感じられた事かもしれませんが
改めてはっと気が付いた事がありました。
この度、「準」が取れて「正」となった「新大阪倫理法人会」の式典で。
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私はこれまで、ほとんど出席する事もなく何となく会員でいました。

会社に送られてくる「職場の教養」を

せっかく送られてきているんだからと社員が朝のミーティングで利用し始めてくれていたとき

会員で居た意味があったのかなと少し思った程度でした。

専任幹事の「正」になるまでの経緯発表を聞き

その発表の声に時々涙が見えたことに違和感を感じ

それでも、その涙の理由を頭にめぐらせながら発表に聞き入っていると

心打たれるものがありました。

人はそれぞれの立場があって、環境があるので

大切にするべきものや、譲れないものや、目指すべきことが違って当然で

誰かのマネをしようとしても、心底その人と同じにはなる事ができなくて

でも、複数の人で同じものに向かおうと、気持ちがひとつになったとき

それぞれの立場なりに、信じる事に真正面から向かうことができて

その立場なりに、精一杯立ち向かった結果、得られるものは人それぞれ違って

そんなの、当然のことで今さら言わなくても皆が知っていることだけど

私自身がなんとなくそこに居る時にも、胸を熱くしながらその席に居る人がいて

真剣に立ち向かい一致団結し色んな葛藤を乗り越えて努力している人がいる

その声を聞きながら、ひそかに周りを見渡してしまって、自分に少し恥じてしまった。

私は偶然居合わせた知人に聞いた。

「何故、ここに来ているのですか」と聞いた。

その知人の答えにも、私は衝撃を受けてしまいました。

私たち経営者は、自分で気付き、自分で学び、自分で道を作らなければいけない。

でも自分ひとりで気付けることはごく僅かで、

誰かの本や誰かの話や何かの出来事で、はっと気付く事があり

その気付きは何かしら自分自身が行動しなくちゃ訪れることじゃない。

それは十分わかってるけれども、知らず知らずに頭が固くなっていて

自分自身の殻が出来ていて、新規の環境や新規の事柄に対して否定の目から入ってしまう。

毎日仕事に立ち向かい、経営者としての道を問い、会社と社員の未来を考え

そんな中で色々なことにぶち当たって、困惑する事も少なくはないですが

この大阪の、この私の周りにだって、本当に大勢の経営者が居て

その中には、何十年も経営を続けてきた大先輩が沢山居て

きっと同じ事にぶち当たって頭を悩ませてきた人は沢山居て

そんな先輩方の経験や知恵を自分へのヒントにして得られる機会は

そこまで多くあることではなくて、そのヒントを見逃さないように柔軟な自分で居なくてはいけない。

そういえば先日、私よりも30歳近く年上の大先輩がおっしゃっていた。

「答えは見えてる」と。

人の「喜怒哀楽」が似ているように、経営ももっとシンプルに考えていいんじゃないかと思い

否定的な気持ちを持たずに一度は前向きに捉えて

一度は精一杯関わってみて、その後で判断すればいいって

そんな新しい気付きを、頭だけで理解するのではなくて、心底ガツンと得ました。

この気付きを、忘れないように、プラスに変えていきたいと思います。


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