23歳の時に、聞いた事。
「20代前半で考え悩んだ事が、人生のテーマになるよ」
私はそれを聞いた瞬間、頭に過ったことが「人間関係」でした。
「人は人、自分は自分」
そうやって割り切れたら楽だし、結局のところそう割り切るしかないんだけど
でも「他人を理解したい」と、思ってしまい
「自分を少しでも理解してほしい」と思ってしまい
これは、ビジネスで言うと
「お客さまを理解したい」と思い
「自社のサービスや方針を少しでも理解してほしい」
と思ってしまい
そこがマッチしない会社同士だと、取引が成立しない。
人と人は分かりあえても、ビジネスになると成立しないとか、珍しい話じゃあない。
ひとりで仕事をしている時は、なんでもOKな時期があり
社員が増えると、社員を守ることができるよう、方針を作り
そして皆で同じ方向を向けるよう、ぶれない指針を作りました。
人は、自分が思ってもみなかったところで、何かを心に留めていたり
考えてもなかったところで、色々な思考がうまれていたりします。
お人よしなのか、不器用なのか、ワガママなのか、どっちもなのかわからないけど
私は、関わる人全員が良くなっていける事以外やりたくないと根っから思っています。
そんなの無理だとか言われても、昔からそう思っています。
それを、全員に伝えて理解してもらいたいとは全く思わないけど
その気持ちは、CUBEの仕事のやり方に間違いなく浸透してて
CUBEのサービスにはその想いがこもっていて
CUBEに入社してくれる社員も、皆が人の役に立つ事が好きな人ばかり。
その事実は、あえて言わなくても
なんとなく気が付けば心地よかったなと感じてもらえるものであることが大事で
その、CUBEらしさが出ている商品・サービスを、きちんと形にして
それに相応しい人間性を持った自分でいなくてはいけないと痛感します。
日常で会う人々、知れば知るほど、皆ほんとうに素晴らしく
尊敬する人・尊敬するところが沢山あります。
みんなみんな、本当に素敵なところを沢山持っていて
私はそんな「人間」が大好きですが
誰かのちょっとした感情に気がついてしまって
無関心では居られなかったりすることもしばしば。
でも、知らないふり・気付かないふりをすることも優しさだと思い
「自分は自分」と割り切るのですが
でもやっぱり、「人は人」と割り切られるほど
あっさりした大人ではないと自分の事を思います。
皆が笑顔でいられる環境を
色んな視野を持って出来る限りで形にしたい思います。
