◆自分を幸せにする考え方「みんなの職場」

先日、お客様の会社でWebサイトリニューアルの打ち合わせをしていました。

大阪からちょっと離れた静かな場所にあるアットホームな会社さん。
家族経営で代替わりをされて3代目になる会社でした。

その打ち合わせ風景に思うところがありました。

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社歴の長いアットホームな会社さんを見たとき
社員の方々を見て、時々今回と同じように関心することがあります。
多分ベンチャーと呼ばれる企業にはあまりない風潮。

私たちはWebサイトの打ち合わせで企業に訪問させていただきますが
Webサイトに載せる内容って、強み・特徴・想い・事業紹介・会社紹介などで
実は結構大事な内容です。
イチ社員では判断しかねる部分も沢山あるはずなのです。

でも真剣に社員さん同士で話し合って決めていく場面を見ることがあります。

「うちの会社は○○だからこれを載せたほうがイイ」
「何年前に○○サービスは積極的に営業しなくなってるから載せるのを止めよう」
「○○と○○の採用情報を載せたい」
「○○な人物に来て欲しいよね!」「そうですね!○○も良いですね!」
「○○に関しては社長に確認してみましょう」
など

「自社=うち」という、まさに当事者意識で話し合いを進める社員さんたち。
しかもその進行は「会議」という堅いものではなく、皆でアイデアを出し合う「意見交換会」です。

今自分が勤めている会社を、どれだけ好きで居られるか。
自分の職場として、どう良くできるか。
当事者意識でどこまで考えられるか。

これは、結局自分を幸せにすることにつながっていると思います。

職場が苦痛、上司が嫌い、仕事がだるい┌┤´д`├┘、仕事が時間つぶし的
こんな感情で日々過ごす、そこに人生においてのプラスはありません。
人生をどれだけ損していることかと思います…。

例えるならば、自分が選んで参加した勉強会で
● 講師のダメな部分ばかり探して、批判して帰る人
● ひとつでも学びを得ようと、その場の空気ごと吸収しようとする人
この姿勢の違いにも似ている気がします。

数年後、違う職場に行ったり、違う業界に行っているかもしれません。
しかし「今」その会社に居るというのは、紛れもない事実。

後ろ向きな気持ちで、その場に居るのか
前向きな気持ちで、その場に居るのか
得られるものは格段に違います。

より広い視野を持っているか
より多くの影響を回りに与えるか
より良い足跡を会社に残していくか

要は、「自分さえ良ければいい」ではなく
「会社(チーム)がよくなるために」を考えている人です。

それを意識している人は、成長スピードがものすごく早く
周りからの信頼も厚くなり、会社からの評価も上がり
色々なチャンスが来て、知識も経験も増え、当然立場も年収もUPすることでしょう。

しかし!
なぜベンチャーにはない風潮なのかというと…
新しいことを取り入れている事業ばかりで前例がないから
社長しかわからないことが多いからでしょうか。

しかしスターバックスのように「理念経営」ができていれば
もっとのびのびと社員さんに権限を持ってもらえるようになるかもしれません。

社長にとっては、人生をかけた会社です。

しかし社員にとっても、生活の一部として会社があります。
一部といわず土台となっているとも言えるでしょう。

そんなかけがえのない会社では、ロボットのように成果ばかり求めるのではなく
人間らしい温かさや優しさ、ダメなときも楽しいときも、苦しみも涙も喜びも
色んな物語がある場所であるべきだと思います。

「無駄なくスピーディに品質良く仕事する!」
そんな成果を目指した「目標」も必要なものではありますが

みんなそれぞれの人生にプラスになる場所であり
誇りに思えるチームでできた、誇りに思える職場をみんなでつくる。

そんな会社だったら、みんなが幸せになれそうですね!


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