私たちの会社キューブの経営理念は
「思いやり」で感動をつくる
「感動」で笑顔を増やす
この理念をつくるまでに色んなことを考えました。
起業するときから想いはずっと変わっていないのに
明文化するとなると、カンタンなものではなかったです。
私が初めて経営理念を作ったのは
中小企業家同友会の合宿でした。
先輩経営者に教えていただきながら、泊まり込みで理念を考えました。
まず初めに紙に書いた理念は、忘れもしない…
配られたA4用紙いっぱいいっぱいに漢字二文字
『 感 動 』
と書いて提出したんです。
そしたら、先輩経営者にはダメ出しを沢山沢山頂きました…。
どういう観点で考えるのか、どう伝えればいいのか?
そもそも「理念」って何なのか?
作っては書き直し、作っては書き直し
数年間にわたって何度も何度も書き換えたと思います(*ノωノ)
ぐるぐる回りまわって行きついた今の理念。
さて…、私はなぜ「感動」にこだわってるのか。
先週末、東京で会議進行「ファシリテーター」の研修に行ってきました。
すっごく良い学びで、これは絶対お客様にもご提供したい!と思ったものでした。
(もっと勉強して、必ずご提供できるものにします!)
そこで、私のこだわりやビジョンについて考える機会があり
本当に自分が望む世界というのを見ることができました。
Web制作をご依頼くださる会社は
Webを使いたい・更新したい・スマホで見たいみたいな要望のずーっと手前に
すごく深い悩みや野望や目標があります。
社長の想い・スタッフさんの想いと、現実。
ベテラン社員と新メンバーとなった社員さんの価値観の違い。
色んな方々の想いや得意分野や、不満、、そんなものが入り混じっています。
「Web制作をして、Webサイトを納品する」という「業種」の私たちには
一見関係のないものに見えるかもしれません。
何かしら、経営や会社の課題を解決するため
更に伸ばすためにホームページを検討されます。
そういう話になると、ホームページの仕様や技術に関しては
ほぼ「任せます」がほとんどなんです。
デザインを作って、デザインで喜んでいただく
機能を作って、使いやすさを喜んでいただく
お客さんが見えないところにも工夫を施した作りで
誰が見てもどこから見ても美しく正しいWebサイトをつくること
この喜びは、本当に嬉しいものではありますが
私たちの商品・サービスは
「Webサイト」と「企画」、それをお届けするための「サービス力」「専門知識」「ビジネス知識」
それと
12年間やってる私たちに求められるものは「事例」による「参考材料」と「安心感」
これら全部、私たちの商品なんです。
どれがかけても、キューブのサービスは成り立たないと思います。
だから、キューブの「営業担当」は「販売員」ではないんです。
もはや「営業」というのもどうだろうかと思う程ですが
お客様のことを考えて考えて考えて企画にする、その数はものすごい量です。
だから、新人が活躍するには、とても難しい分野なんですが
知識ができてきて、経験が増えて来て、お客様の役に立てたときには
ものすごい遣り甲斐があります。
乗り越えた壁はものすごく高いです。
信頼されないとお客様に決めていただくことはできません。
幅広い知識と、サービス精神、人間力が必要だと思います。
それに「営業」だけではありません。
私たちは、一切「既製品」を使わずに、全部「手作り」にこだわっています。
お客様一人ひとり・一社一社のために、一つ一つ品質を確かめながらすべて手作りしています。
一見目に見えない、サイトの作り方。
お客様はそこまでこだわっている方はほぼいらっしゃらないですが
裏側の作りにもこだわり、正しく美しく使いやすくにこだわって作っています。
後々、検索エンジンに有利だったり、メンテナンスがしやすかったりと
メリットが出てくるのです。
これらを「感動感激レベル」まで引き上げることを
日々、全員が愚直に取り組める会社でいたいと思っています。
私が名付けた「感動レベル」
◇感動レベル1:義務的に提供されるサービス
◇感動レベル2:注文通り提供される当たり前のサービス
◇感動レベル3:普通のサービス(ほとんど気にならない、空気のような普通のもの)
◇感動レベル4:気づきとインパクトがある「普通」を超えるサービス
◇感動レベル5:期待を大きく超え、驚きと感動があり感激するサービス「ここまでしてくれるなんて!!」
キューブが目指しているのはこの「感動レベル5」です。
「ここまでしてしてくれるなんて!!すご過ぎる!!」
といちいち感動してもらえるサービスって
単に、ホームページを作って、機能を説明して、納品っていうものではありません。
心からお客様の立場に立っての、素晴らしい対応・素晴らしい関係性の上での
素晴らしい企画・素晴らしい納品物・素晴らしいサポート
心温まる人間関係があるサービスを提供したいのです。
会社ごと、そこにいる人々ごと、それを使う多くの人が
感謝感動感激してくれるサービスを作る!
それを目指しています。
物も会社も情報も
こんなに簡単に見つけられて手に入れられる時代に
ホームページという「物」を購入するために、キューブを選んでいただくのではなくて
心ごと豊かになる、人間関係・気づき・感動・未来への勇気や自信
それを感じていただくことこそ、どこの制作会社にも負けない最強の「付加価値」ではないかと思うし
もしかして、付加価値と思っているところこそが「本物の商品」かもしれません。
これらを会社全体で本気で追及しようと思うと
まずは私自身が人間的にダントツに成長しなくてはいけません。
私も大人になってきて、価値観考え方がだいぶ落ち着いてきました。
20代の時からもずっと考えていることが「自分の思考」であると腹に落ちて
迷うこともぶれることもほとんど無くなりました。
曖昧な部分から逃げずに、立ち向かって考える、そして答えを出す。
それを習慣にして、この半年で私の考えをすべて形にしたいなと思っています。
ダントツで一番の感動サービス、感動企業、感動経営の会社にします。
これなら絶対できるでしょう(^-^)