◆社員と話して感じた気持ち

今日は、懐かしいお客様のところに社員のデザイナーさんと一緒に訪問した。

普段、私は制作・技術とは離れて仕事をしているため
制作部とはあまり接点が取れないという日も多いのですが

一緒に電車に乗っての移動中では、多分普通に女子トークをしてしまって
彼女と話すといつも思うのは、なんだか私話し過ぎてしまうなぁ。

そういった「ついつい話し過ぎてしまう」人格っていうのは
とても貴重なものだと思う。
聞き上手・笑顔上手は、人に好かれるし人を引き寄せる。

笑顔で明るい人はやっぱり素敵だと思うし
さらに大切な人なら尚更、何か私発信でプラスを感じてもらいたいところ。
なのにうっかり話し過ぎてしまうのです(^_^;)

人から教えられてもなかなか習得できないコミュニケーション能力。
私ももう少し意識して
対話する人を心地よくできるような雰囲気を身に付けようと思った時間でした。

そして、今朝「何のために仕事をするのか?」などということを
少し考える機会があって、私もそういったことに頭を向けてみた。

久しぶりな感覚だったけれど、よく思い出した。

学生の頃、勤めていたころ、起業してから…
それぞれで、そういったことに気が入って
「楽しくない」という感覚になったこと
何回も何回も経験しました。

究極は「なんで生きてるんだろう?」という感覚です。
その次には「なんでここに居るんだろう?」とか
「なんでここに生まれたんだろう?」とか

そんなことをボヤボヤ真剣に考えている思春期もあったような。

今となれば、「なんで」って考える必要のないようなこと…
しかし、「考えた経験がある」というのはとてもよいことだと思う。

「なんで働くんだろう」「何のために働くんだろう」
こんな気持ちは社会人になって何度となく感じたことがある。

でも、私は勝手にモチベーションが上がるタイプ
要はプラスのイメージを掻き立てることが
とても得意なタイプ、なんだと思う。

更に今や、自分自信のちょうど良い
自分コントロールの方法を習得してしまったので
凹んでも悩んでも…全然大丈夫、というような気になって
深く考えることでさえ少なくなってきてしまったような気がする。

でも、そういった感性は失いたくないなと思いました。

大人からしたらしょーもないなぁと感じることでも
感受性強く受け止めて、考えて、悩んで、受け入れて、乗り越えて
という葛藤を自分の中で繰り返すことで
いろんな気持ちが知れて優しくもなるし強くもなる。

だからふと思うのです。
夕方と夜の間の薄暗い堂島川の景色を見ると、静かな遠いところにちょっと間行って
自分と向き合って、何か、殻を破りたいなと。

心を「無」にする、ということも、最近学んできたこと。
「無」も極めたいし、感受性と好奇心も持ち続けたい。

今、私が仕事を頑張れるのは、紛れもなく、社員が居てくれるからです。
「毎日なんで働くんだろう」その答えは「社員が居てくれるから」です。

だからこそ、実現したいことが沢山あるのに
自分の力が行き届いていないことが歯がゆくて
早くよい形にして見せたいと思い続けて続けて。

ひとつひとつ形にしていくために、試行錯誤しながら
その都度学ぶことができる、結局充実してて、結局楽しい日々。

永遠に続くなら、そんな幸せはない、という気がしています。

働くということ、それは
人のために・人に喜んでもらうために力を出し
その結果、自分の成長に繋がるもの。
気付かぬうちに、自分を成長させることができてて
その成長でまた周りを幸せにできるもの。

働くということは「自分のために」ではなくて「人のために」
私はそう考えています。


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