「働くのは何のためですか」
そんなことを考えたことがありますか?
私は何度かそういう質問を受けたことがあります。
「金森さんは、なぜ働くのですか?」
そのたびに私はこう答えます。
「お菓子を買うため!!」と…。
ふざけてるなーと思うでしょうけれども
これって大切なことなんです。
私が働くのは、何のためかってそんな質問を受けても
一言では答えられないし、熱くなる必要もないわと思って
そう答えますけれども
でも答えはなんでもいいんです。
「お菓子を買うため」だとしても
お菓子を買うには何が必要か?→お金です。
お金を手に入れるには何が必要か?→仕事です。
仕事を手に入れるには何が必要か?→求められる自分
ニーズに答えられて、仕事を任せられる人ってどんな人か?
↓
きちんと要求に答えられるスキルを持っていて
信頼され発注してもらえるだけの人間力を持っていること
スキルもなく、知識もなく、信頼されない人間に
お菓子なんて娯楽を味わえるだけの仕事が来るわけなくて
たかがお菓子と思ったでしょうけれども
お菓子を買うためにがんばるっていうのも
根本は「働く」わけですから、働ける尊さに気がつくんです。
私は、会社を始めてほんとにたくさんの人と出会い
たくさんのことを経験し、たくさんのことを学びました。
手にする本と言えば、技術書かビジネス本です。
「伝える力」そんな本を読むのは、私が働く人だからです。
「Web Site Expert」を読むのは
Web制作をビジネスにしているからです。
もしも、この状況から離れてしまったら
たぶんそんな本、読むことがなくなるんでしょう。
こんなブログを書くこともなくなるんでしょう。
私は、今こういう状況にいるけれども
この状況は自分自身が作り出したものです。
そして私はこの環境がすごく大好きで尊いものに感じています。
でも、満足することなんてないんです。
今日ふと思ったことがありました。
私は、屋内で黙々と仕事をするより
外に出て、多くの人と会いたいとそう思ったんです。
人と会いたい、その気持ちの裏側には何があるか。
会ってご飯を食べるとか、飲みにいくとか
そういうのはもちろん大好きですけれども
でも、ただ単にそれが好きなわけではなくて
そこから、一緒に居る方の話を聞かせていただき
私の一言に答えていただき、その会話こそが大好きなんです。
人と出会うことで、自分だけでは考えられなかったことを知ることができたり
新しいものに気づかされたり、視野が広がったりします。
その刺激こそが、自分自身を成長させているような気がするから
人と出会って同じ時間を共有して会話することが大切だと感じていて
好きなんだと思うのです。
なんで成長したいのか、なんで人間力を高めたいと思うのか。
何かを手に入れたら、何かを失う…と言うけれども
本当に「失う」という表現が正しいのかどうか、疑問です。
そういうパターンもあるのかもしれませんが
私の経験上では、失ってはいないような気がします。
「見失ってる」のほうがピタッとくるような気がします。
だから、経験の上では残っているし、心にも残っています。
失いたくないものだったら、何があっても守ります。たぶん。
何が言いたいのかわからなくなってきましたが
私は、あと二ヶ月で20代が終わるんです。
良い30歳を迎えたいなーと思っていますが
なんか20代のうちにも、色んな経験をさせてもらって
本当にすべてに感謝しています。
特に今の仕事を初めて、ここまで続けてこられたこと
これだけ働くことができていること
それは、すべて出会った人々のお陰なんです。
感謝してもたりないくらい尊いことで
いつかそれを恩返ししたいです。
どこに向けてかはわかりませんが
いつか、本当に役に立つことをしたいなと思っています。
「働くこと」
働けることに本当に感謝です。