【本】課長の覚悟(著:赤松輝彦氏)

今日本屋さんに立ち寄って、ふと目に留まったこの本。

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経営者からしたら、多分、当たり前のことすぎてスゴイ!という内容ではないけど
社内で共有したら、仕事に対する意識・リーダーシップに対する意識で
気付きがあるスタッフが居るのかもしれないなと思って買ってみました!

思ったよりも、面白く読めました。
・リーダーシップ
・コミュニケーション
・チームワーク
・モチベーション
・教え方、育て方
・部下との接し方

そういったことが書かれていて、著者の体験談を書き綴った「お話」が無かったので
今の私には手っ取り早くとても読みやすい本でした。

 

課長には3タイプあって

1)できない理由を言って、やろうとしないタイプ
「それはムリです。なぜならこのような理由があるからです。」
やってもないのにできない理由を考える人、言い訳を考える人は成長しない。

2)付いていくだけのタイプ
「分かりました。言われるとおりにします。」
上司にいつもこう言っている人は、ついて行くだけの人。
誰かが動くまで自分からは動けない人です。

3)グイグイと周囲を引っ張っていくタイプ
「このやり方にしましょう、これは良い方法だとおもいます。」
「社長の方針はわかりました、その実現のためにコレを提案します。」
上司に提案できる人はひっぱっていく人。
部下に対しても決めたことを伝えて「付いて来い」と言えるタイプ。

 

また、上司に言われた事柄に後ろ向きになとき、ダメな課長は
「おれもやりたくないんだけど上司が言ってるからやらなきゃならないんだよ…
イヤだけど、まぁ適当にやろうぜ…」
みたいなタイプ。

こんな上司、ついていきたいと思わないですね><
当たり前ですね><

上司に言われたことも「言われたからやる」という姿勢ではなく
自分の意思と自分の言葉に代えて、部下にワクワクしてもらえる伝え方ができる方が
人望もあがりそうです。

 

「君はここがダメなんだよ…」
ではなく
「君はココが出来れば、もっと良くなる!できる!」
の方がいいですね。

 

また、上司は、部下が何でも話しやすい人物で居れているかどうか。
悩みの一つ打ち明けれないような人間関係は信頼関係があるとは言えない。

高圧的な態度で威圧感を与えて部下を動かす
そんな時代はとっくに終わっています。

部下も言われたから動くのではなく
自ら考えて提案できるようにならないと時代遅れです。

 

しかし、いろーんなタイプの人たちが居てこその組織ですから
それを受け入れて、方針に則って、みんなで目標達成!という組織を作るのが
経営者・幹部の役割ですね。

そんなことを改めて、考えさせられた本でした。

課長の覚悟—「責任は私がとる」と言えるリーダーになれ

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