◆素直なこころが大事な理由

「素直でいること」

人事評価においてもよく言われる項目で、誰もが「大事だな」と思っていることかもしれません。

私自身も「素直さ」はとても大事だと感じていますが
年齢を重ね、自分の経験が増えるごとに、失われやすいものでもあるなと感じるときもあります。

というのも、まさに…
人事評価を見直していて、改めて大事だと思ったためブログに残すことにしました。

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松下幸之助の本にもありました。
『生き方の中で最も重要なのは「素直」』

では、「素直」というのはいったいどういうことなのでしょうか?

言われたことをそのまま受け入れること、言われたとおりのことをすること…
でしょうか?

松下幸之助の言う「素直」は、そうではありません。

「どんなことでも偏見や思い込みを捨てて、ありのままを受け入れる」ということです。

「偏見や思い込みを捨てる」ということは、もともと「考えがある」ということです。
「言われたこととそのまま受け入れる」というのは、もともと「考えが無い」のかもしれません。
考えはあるけれどもその考えを違う角度に置き換えてみて受け入れてみる
その姿勢が「素直」と言えるのではないでしょうか。

たとえば、上司との関係での「素直」は
言われたことを判断することなく、上司の言いなりになって行動すること…
ではありません。

上司のいわんとしていることをマイナス感情を持たずに
理解しようと受け入れることだと思います。

「あー、また言ってるわ、うるさいなー」
「今は適当に答えておこう」
「自分の考え方とは違うけど、yesマンになっとこ」
「評価が落ちるから今は愛想で乗りきっとこー」
「どうせ私の話し聞かないんだから、頷いときます」

…のような、マイナスの感情がある人(ある時)は
どれだけ長く話されても「理解」し「受け入れる」ことはできません。

上司もわざわざ言いたくないことを、部下のタメを思って言っているかもしれません。
部署の責任を思って言っているかもしれません。
「嫌いだから苦しめてやろう」と思って
部下に話をしている上司はいないのではないでしょうか。(私は会ったことがありません!)

好きで言っているわけではないのに「素直」ではない態度
マイナスな感情を抱いた態度をされて、それを感じてしまったときには
上司も言いづらさを感じ、話も長くなってしまうかもしれません。

そうすると、聞いているほうもさらにマイナス感情が増えて
お互いにとって悪循環です。

「素直」じゃないということは
人から「教えてあげよう」「協力してあげよう」と思われにくく
よい話を聞いたところで、物事を斜めで見ていると、そこから学びは得られません。

「素直」じゃないということは
自分の箱に閉じこもった状態であって、世界が狭く、成長がありません。

「素直」じゃないということは
成長の機会が少なく、人から愛される機会を逃し、得がありません。

学びや成長がない人が上司になったら、部下はたまったものではありません!
ましては、そんな人物が社長・役員・幹部ならば、最悪です。

やはり「素直」なこころでいることは、とっても大事ですね!

会社は、成長し続けるものです。
人も、成長し続けるものです。

成長は、チャレンジして気付き、学び、乗り越えて手に入れられるものです。

私は、成長意欲がある素直で明るい快活な人と一緒に働きたいと心から思っています。
いくらスキルが高くても、素直ではない人はキューブには相応しくないと思っています。

私は常に成長して行きたいと心から思っていて、「成長」が人生テーマだからです。
私も年を重ねても、素直なこころを持ち続けて、新しいことに挑戦し続けていきたいと思っています!


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