この最近、痛感していることがあります。
初心を思い出し心改めるべきタイミングが連続で訪れました。
「我が社は何のために存在するのか」
それが経営理念であって
「私は何のために仕事してるのか」
これは仕事に向き合う私のポリシーで
理念を共有できる仲間が、個々のポリシーを持って
最高の目標を実現するために、チームとして集まっているのが会社組織。
そもそもの理念を共感できない人同士が一緒に居て
個々のポリシーで動いていたならば、バラバラになるに決まってて
そこから生み出される商品は、悲しいほど幸せが詰まっていない。
人に喜ばれない仕事は、楽しくもないし遣り甲斐もない。
そんな感覚を感じてしまった時には
「一体、何のために仕事するんだろ…」と絶望感を感じる。
この度、私は、起業した時を思い出して、胸が熱くなるくらいだった。
起業して、自社のWebサイトを初めて作った時
他社のマネで見よう見まねで作った「経営理念」のページ。
2005年4月に独立し、2005年5月に書いた。
経営も何もわからない私がマネ事で。
お客様も居ない、もちろん仕事もない、そんな中
理念とまで行かずとも真剣に考えて作った「ポリシー」はこれ。
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2005年5月作成 CUBEのポリシー
【お客様に喜んでいただくために】
私たちはお客様にも、さらにお客様の顧客にも、そして私たちも満足できるサービスを提供いたします。
いくら高度な技術を使ったサービスでも、ユーザーの心を一番に考えなければ成果を上げることができません。
人が持っているアナログな感情・心理・思考と、
デジタルなインターネットなどの技術を結びつけることによってわかりやすさや使いやすさを追求した
Webサイト制作・WEBアプリケーション開発を行います。
常に精一杯の真心を持ってお客様に接する、ワンランク上の温かい企業を目指しています。
『かゆいところに手が届く』
皆さまにとって、そんな企業であり続けるために技術を磨き向上し続けようと努めています。
私たちは『意味をもってつくること』『価値があるものをつくること』をこだわりとし、
より多くの方々に満足していただけるものを、自分たちの手で作りだしていきます。
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そして、その時作ったキューブのロゴはコレです。
当時一緒に居てくれた創業仲間が持っていた言葉でもありました。
Webサイトやシステムはデジタルな商品だけど
それを作るのも使うのも人ならば、アナログな感性と優しさを感じるサービス。
それを実現したくて、Digital-Analogの文字をロゴに入れました。
技術力でお客様のモヤモヤを解消する
お客様が気づいていない部分までもを発見してあげて更に良くしてあげる
私たちでできることはいつも全力で向かう
お客様のためになる存在、人の役に立つ存在
今振り返って読んでみても、その気持ちは、今も全く変わってなくて
逆に強まってるかもしれないしあの頃よりも守るべきものが増えた。
全てのフローをひとりでやる時と、チームで動く時のやり方が違いすぎて
私は、人を雇用するなど無理なんじゃないかと何度も思ったことがあった。
でも、私はチームを作りたくて、チームで人の役に立ちたいという思いが強くて
それを早く実現したかった。
人が成長するのはいつも人のことだと感じていたから
人が居なければ、人と関わらなければ、人として成長できないと感じていたから
だから、人と沢山関わって、人と人が幸せになる仕事がしたいと思っていました。
そして今も同じ想いを持ってやっています。
でも、そううまくいく事ばかりではないし
私も未熟なひとりの人間であること。
もっと自分を客観視し正しいことを見極めて追及していかなくては
何のために仕事をしてるのか、何のために起業したのか
このままだとポリシーに反する生き方をしてしまうのではないかと
焦る気持ちが芽生え、沢山反省することができました。
それと同時に、これからに繋がる改善ポイントが沢山見えました。
それをキューブの皆に共有して、全員が皆の役に立ち
皆からかけがえのない人だと思われ、愛される存在になる
そんな組織を実現していきたいと思います。
そこには「思いやり」がとっても大事。
お客様を想う、思いやり
メンバーを想う、思いやり
身近な人を想う、思いやり
自分を想う、思いやり
全てに対する、思いやり
皆で幸せな時間が過ごせますように、頑張ります。