前回書いた、ビジネスモデルについて。
「ビジネスモデルを構築せよ」と言われても
とっても大事なことなのに、なかなか難しいので
ステップを調べてみました
◆ビジネスモデルを構築するステップ
自社の事業の市場を分析
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自分を知って、ニーズを知ろう!
自社の事業分野を分析し
市場規模や成長性・ニーズ・購買動向・技術動向などを分析する。
たとえば、経営戦略学者のマイケル・E・ポーターの提唱する
5つの競争要因分析を利用する。
(1)「既存競合者同士の敵対関係」
(2)「新規参入の脅威」(必要資本額・規模の経済性・製品の差別化・乗換コスト)
(3)「代替製品・代替サービスの脅威」
(4)「買い手の交渉力」
(5)「供給者の支配力」(サプライアー)
上記5つのうちいずれかを凌駕する企業が業界を制する。
凌駕するためには以下の戦略が必要。
「他企業との差別化戦略」
「高品質低価格のコスト戦略」
「特定市場を狙う集中戦略」
自社の競争要因を分析
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自分を強みと弱み、伸ばしていける部分などを知ろう!
自社の強みと弱みを分析する。
事業環境の変化を予測し、事業機会になるものと
脅威になるものをまとめる。
SWOT分析を利用する。
競争に優位にたつために、顧客に対する価値と
事業の運営効率が高く、利益の向上に結び付く要因を選ぶ。
事業領域を決める
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誰がどのように求めているかを知ろう!
SWOT分析でわかった、重要である要因をもとにして
事業領域を決めます。
ターゲットとする顧客を明確にすること。
商品やサービスを通じて、どんな価値を提供するかを決める。
その価値を提供するために、どのような方法をとるか決める。
ニーズの探索や、価値づくりや販売方法を検討する。
業務モデルを図式化
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実現できる業務の流れを知ろう!
設定した事業領域で、競争の基礎になることについて
自社の事業のどの部分から、優位に立てる価値が生まれるかを
図式で、重要な業務のつながりを表す。
購買物流・製造・販売・マーケティング・サービスの主活動と
管理・人事・労務・技術開発などを結び付ける。
マネジメントの仕組みを決める
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PDCAしよう!
図式化した業務モデルを、どう運用していくかを決める。
経営的成果を評価する指標と、どう動かしていくかの指標も設定する。
そして常に競争優位にたつためのPDCAを明確にする。