ブログを書くということが、「コンテンツマーケティングにつながる」という常識になってから、何年たっただろう…。
オフィシャルサイトのブログには、昔のように「社長のつぶやき」や「スタッフの日常」みたいな気軽なコンテンツはGoogleからの評価を下げてしまうことにつながり、更新しづらくなりました。
中小企業は、社長の人柄・想い、スタッフの人柄・想い、社風、そういったもので差別化が作られていると感じていて、スタッフから作られるブログ記事もとても面白く会社の色が出ていてとても良いコンテンツではあると思っています。
しかし、Googleのいう「E-A-T」(専門性・権威性・信頼性)からはかけ離れてしまうのです。
社長が何のお昼ご飯食べたかなんて?ある意味専門的ですが、Webサイトがお悩み解決コンテンツだと考えれば関係ないものですね。。
そんなことを考えていると、なかなかブログを気軽に更新するということがなくなってしまいます。
私も同じく、以前は、アポイントの道中に感じたことや思ったことを気軽に発信していたものの、発信しなくなってしまいました。
でも、お客様のWebサイトを提案していて思うのは、社長の人柄・スタッフの日常って、サービスを探す側からすれば、社風やポリシーが伝わって差別化コンテンツになる可能性を秘めてると思います。
例えば、自社の「絶対に妥協しない細部にこだわる」というポリシーは、社長の幼少期のあるエピソードから形成されたものだとします。
社長がそのエピソードを熱く詳しくブログに書くと、「社長の幼少期のストーリー」が書かれているブログになります。
でも、そのストーリーは、会社の理念の根源で会社の重要なポリシーに繋がっています。
理念の根源をオフィシャルサイトに掲載して紹介していくのは、とても良いことだと思うのですが、Googleはどこまで判断しているのでしょうか。
「専門性に欠ける」として、評価を落とすのでしょうか。
今のところ私が実感しているのは、たぶんそういうコンテンツが増えていくと、評価は落ちると思います。
「人々の問題・課題を解決する自社のサービスを中心に、想いを交えてコンテンツを作る」という方向性を失わないことが大事だと思います。
そもそも、そのWebサイトはどんな困りごとに対してヒットさせるサイトなのか?どんな人が見るのか?そこを絞ってコンテンツを作っていくのがよいと感じています。
ということで、自由な発信をしていきたい社長には、私はAmebloやlivedoorブログなど外部のブログをお勧めしています。
サービスに対して困りごと解決コンテンツとなりえるブログを綴っていくならば、外部に出さずに内部ブログを運用することをお勧めします。
内部ブログに書いていくと、サイト内の検索で引っかかるキーワード(オーガニックキーワード)が増えて、アクセス増加につながる可能性があります。
アクセスがあったときに、しっかり見てもらえるコンテンツが多いと、サイトの価値が上がっていきます。
しっかり見てもらえるようにするためには、わかりやすく見やすくきちんと書いていくことが大事です。
とりあえず書きなぐった文字ばっかりのページだと、読みづらいですね。そのあたりはGoogleもしっかり判断しているようです。
「せっかくブログを書くならビジネスに繋げないと意味がない!」と言って、すっごく頑張って継続しておられる方もいます。
ブログやSNSは、コツコツ継続することがとても大事です。
ということで、ブログを書くとアクセスアップにはつながりますが、内容がとても大事です、というお話でした。