私は20代前半にWeb制作会社の株式会社CUBEを設立し独立しました。（当時は有限会社CUBE）
「私は絶対社長になる」幼稚園児の時、幼稚園のお庭を眺めながら思ったことを今も覚えています。
この記事では、起業するまでのことをご紹介したいと思います。
インターネットとシステムに感動
社会人になってからも何の会社の社長になるのかは考えることはありませんでしたが、インターネットに触れて「なんだこれ！！」と超感動したことがありました。
キーボードの配置もなぜか一瞬で頭に入り、すぐにブラインドタッチができるようになっていて、当時あったチャットサービスが楽しくてずっとやっていました。
さらに、HTMLという言語を知り、コーディングの楽しさに魅かれ熱中してサイトを制作していました。
しかし、その後も特にやりたい仕事はなかったのですが、パソコン大好きになっていたので、なんとなくWindowsOffice検定をWord・Excel・Accessと受け進みました。
その後、医療事務として就職した私は、業務で使用するレセプトコンピューターを使用しながら、システムの便利さに感動していました。本来、治療によって・処方によって加算される点数が違う中、患者さんごとの保険証の種類や診療の時期によって計算方法が変わります。これを手動で計算するとかなり手間と時間がかかってしまうのですが、レセコンに入力したら一瞬で請求額が出るという…この当たり前の動きにめちゃくちゃ感動して、プログラマーになることを目指しました。
システム開発会社に就職
そして独学を開始し、未経験ながらシステム開発会社に就職させてもらうことができました。
そこでは毎日新しい学びがあり、とっても充実して楽しく、会社にはできる限りの貢献をしたいと考えて勤務していました。
最終的にはお客様との折衝から担当することができ、システム設計・開発・サポートとすべてを経験させていただき、大きな学びと自信につながりました。
そうしている中、たまたまWeb制作の案件も経験させていただくことができ、ディレクション・デザイン・コーディングと一通り体験することができました。
勤務していた会社・社長・上司には、今でも感謝でいっぱいです。
システム開発ではなくWeb制作で独立した理由
システム開発も、毎日のルーティンワークは無く、常に新しいことを生み出していく仕事で、飽きることなく楽しい仕事でした。
しかし、私は、私にしかできない分野、もっと感性を使い視覚的にも喜ばれるものを作りたいと思うと、Web制作が最高にマッチする仕事でした。
お客様の困りごとを解決に導く、お客様の魅力をもっと引き出す、お客様の事業発展に大きく役立つ、そんなWebサイト制作でもっと人の役に立ちたい！という想いが強く、独立を決意しました。
起業してから
当初は自宅を事務所にノートパソコン1台で起業しました。
若くして勢いもあり独立したので、事業計画があったり成文化された経営理念があったりというものではありませんでした。
どうやって営業していくのか、どうやってお客様に安心して任せていただけるようになるのか、どうやって事業を作っていくのか、どうやって人を雇用していくのか…そんなことからの試行錯誤の始まりです。
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